鼻づまりがひどくて眠れないときや食欲が出ないときは点鼻薬のお世話になっているうちの娘。中耳炎になったのを機に、小児科で処方してもらえるようになりました。
4歳になったばかりのころにはじめて処方され、最初こそ嫌がっていたのですが、一緒にあれこれ試しているうちに自分でできるようになりました!
そこで今回は、うちの子が点鼻薬に慣れてひとりでできるようになるまでの経過を紹介します。
我が家で使っている点鼻薬
我が家では毎回、小児科で処方してもらっています。薬剤師さんによると、中は生理食塩水とのこと。涙と同じくらいの塩分濃度だから鼻に入ってもあまり痛くないのだそう!
プリビナ液に関してはこちらに解説がありましたので、参考までに。
プリビナ液0.05%の基本情報(薬効分類・副作用・添付文書など)|日経メディカル処方薬事典
冷蔵庫で保存して、使い切れなかった分はとっておかずに処分するようにとのことでした。
キャップを開けるとこんな感じ。容器の真ん中をギュッと押すと、シュッと霧状の生理食塩水が出てくるようになっています。
使い方は3パターン
初回のときに薬剤師さんがとても丁寧に説明をしてくれました。いろいろな使い方があるようなので、子どもたちにあった方法を見つけてみてくださいね!
1.穴に1滴落とす
これは目薬みたいな要領で使う方法です。とはいえ、容器は鼻の中に噴霧するためにできているので、目薬ようにうまいこと1滴だけとはいかなくて、2滴3滴と出てきてしまうんですよね。なので、1滴入ったらすぐ鼻から離してあげた方がよさそうでした。
2.鼻の穴の中に噴霧する
これが通常の使い方。容器の先を鼻の穴に当てて容器をシュッと押すと、点鼻薬が鼻の中に噴霧されます。
3.綿棒につけて鼻の中に塗る
もし、上の2つの方法でどうしてもダメならこれでもいいよ!とのことでした。
我が家の点鼻薬攻略法
無理強いをしない
おくすり手帳によると、うちの子がはじめて処方されたのは4歳になったばかりの頃だったみたい。
そのときに薬剤師さんに言われたのは、嫌がっているのを無理やりすると、怖くなったり余計に拒否反応が出てしまったりするから、あまり無理強いはしないように!とのことでした。
なので、目薬のように鼻の中に1滴だけ入れる方法は嫌そうだったのですぐに辞めました。綿棒は許容範囲だったようなので、鼻の中に少しだけチョンチョンと!本当に入ったのか怪しいくらいに少しだけ塗布しました。
また、私自身も、薬に関しては命にかかわる病気じゃないんだから少しでも体に入っておけばいいだろうという楽観的な考えなので、下に書いてあるようにかなり無駄遣いしながら徐々に慣らしていきました。
噴霧する様子を見せる
まずは自分の鼻の中で何が起きるのかを目の前で見せることに!
このときは鼻には当てずに娘の前でシュッと出してみました。
娘はというと、笑っていました。たぶん出てくる量が想像以上に少なかったから、意外と怖くないかもって思ったんじゃないかといういい手応えがありました。
自分で噴霧してみる!
娘もやってみたそうにしてたので、容器を渡してみました。自分でシュッとすると点鼻薬が出てくる様子を見てなんだか楽しそう。水遊び感覚でした。
大人がやって見せる
私も日頃から点鼻薬を常備しているほどの鼻炎持ちなので、まずは自分の点鼻薬で実演して見せることに!
容器の先を鼻の穴の入り口のあたりに優しく当ててシュッとひと吹き!娘も特に怖がる様子もなく見ていました。
一緒に持ってせーの!で噴射!
「一緒にやってみる?」と聞いたら頷いたので、一緒に挑戦することに。このときにいつ噴射されるかわからない状況が1番怖いだろうと思ったので、せーの!の合図で一緒に容器を押すことにしました。
娘はというと、泣くこともなく嫌がることもなく、ただ、鼻の中から垂れてきた点鼻薬をどうしようかと戸惑っている様子。それをティッシュできれいに拭いてあげたらニッコリ!達成感があった様子!娘の勇気を両親ともに褒めたたえました。
自分でやってみよう!
「私の合図でやるよりも自分のタイミングでやった方が怖くないと思うよ!」と話すと、納得したのかひとりでするようになりました。
今では鼻づまりで苦しそうなときに、「お鼻のお薬やってみる?」と尋ねると、頷いて、私から点鼻薬を受け取って自分でするようになりました。
点鼻薬を使うようになって、夜寝苦しそうなことが随分減ったので本当によかったなぁと思っています。
ゆっくり慣らしていこう!
大人だって点鼻薬が苦手な人もいるくらいですから、子どもにいきなりシュッ!とやってしまったら、びっくりしちゃいますよね?
なので、子どもが苦手意識を持たないようにゆっくり丁寧に慣らしていくとよさそうでしたよ!焦らずにじっくりと時間をかけてやってみてくださいね!